【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部は10日、来月で全面開放から1年を迎えるソウルの旧大統領府、青瓦台を歴史と文化、自然が調和した空間として整備し、世界的な観光ランドマークとすることを盛り込んだ青瓦台の運営基本方向を発表した。
 同部は大統領の歴史、文化芸術、文化財、樹木という四つの中核コンテンツに関する展示、公演、探訪プログラムを新たに準備する。
 大統領の歴史に関しては、青瓦台本館などで歴代大統領の人生と哲学に触れることのできる特別展示を実施する。
 また、庭園や緑地園など青瓦台の屋外ではK(韓国)カルチャーの神髄を感じられる公演を年間を通して開催する。開放1周年の特別音楽会をはじめ、韓国伝統音楽やクラシック、オペラ、伝統舞踊などの公演を準備している。
 文化体育観光部は青瓦台と近隣の歴史・文化資源、青瓦台の裏にそびえる北岳山を組み合わせた多彩なテーマ型観光コースを開発する計画で、MZ世代(1980~2000年代生まれ)の若者に開発に積極的に加わってもらう考えだ。