こんにちは。ソウルツアーです。 今回は、 北朝鮮と韓国の国境のすぐ近くにある臨津閣(イムジンガク)をご紹介致します。みなさんは聞いた事、訪れた事はありますか?北朝鮮と韓国の映画など見られた方はお聞きになられた事はあるのではないのでしょうか。悲しい歴史が残る「臨津閣(イムジンガク)」はどのような場所なのでしょうか。

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臨津閣です。臨津江(イムジンガン)と呼ばれる川に掛かる【自由の橋】がある所です。 こちらの不思議な建物は臨津閣の一面を一望できる展望台や便利施設などが揃った建物です。 また、軍事境界線の板門店などの写真も展示されています。 こちらの展望台では望遠鏡もあるので北朝鮮地域も見る事ができるんです!

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晩餉の歌曲碑、 古堂曺晩植先生の銅像、京義線(ギョンイソン)長湍(ジャンダン)駅の蒸氣機関車も展示してありました。京義線(ギョンイソン)長湍(ジャンダン)駅の蒸氣機関車は南北分断の象徴物として韓国戦争中に被爆・脱線して半世紀以上も非武装地域に放置されていた実物のものです。廃車体は焦げているが原型のままなのでとっても不思議です。

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こちらが臨津江を渡る自由の橋です。自由の橋は1998年に統一大橋が開通する前までは臨津江を渡る唯一の橋でした。1953年に韓国と北朝鮮は休戦協定を結んで、約13,000人の人がこの橋を通って帰還した。その際に「自由万歳!」と叫んだ事から『自由の橋』と呼ばれるようになりました。以外と長い橋で見ごたえがあります。

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【私達の祖国碑】やお土産屋さんなどがあります。また他にも遊べる場所もあります。お土産屋では坡州(パジュ)に位置する臨津閣ならではのお土産が沢山あります。また、北朝鮮と関係ある商品が売られているみたいです。

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その他にも平和を祈るリボンも結ばれていています。こちらでは日本語、英語、韓国語と様々な言語で平和を祈るメッセージが書かれています。 様々な色でとても綺麗ですよね。 あなたも臨津閣で韓国と北朝鮮の平和を祈ったリボンをかけてみてはいかがでしょうか?きっと良い思い出になれると思います。