東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代、SHINee、f(x)らが1万4000人のヨーロッパファンを魅了した。

 SMエンターテインメント所属のアーティストが10日と11日、フランス・パリのLe Zenith de Parisで、「2010-2012韓国訪問の年記念-SMTOWN LIVE WOLRD TOUR in PARIS」を開催した。

 今回の公演は、東方神起「Why? (Keep Your Head Down)」、SUPER JUNIOR「SORRY, SORRY」、少女時代「Hoot」、f(x)「ピノキオ(Danger)」など各アーティストのヒット曲やSMTOWN LIVEでしか見られない合同ステージで構成された。

 特に、SUPER JUNIORのイトゥク、ウニョク、シンドン、ヒチョルはビヨンセとレディー・ガガーのパロディーを披露、SHINeeのオンユはオペラ『トゥーランドット』の「誰も寝てはならぬ」のステージを披露し、現地ファンを沸かせた。

 ファンは「ありがとう」「愛してます」「わたしたちにピザではなく、SUPER JUNIORをください」などカタコトだが面白い韓国語のプラカードや韓国国旗「太極旗」を使った応援グッズで、アーティストに大きな力を与えた。

 この日の観客の98%以上がフランスはもちろん、イギリス、スペイン、フィンランド、イタリア、ポーランドなどヨーロッパ各国から来た現地のファンだった。彼らは歌はもちろん、振りマネをしながら楽しんでいた。

 またこの日は、フランスの国営放送2TVをはじめ、フランス・ドイツの共同公営放送ArteTV、フランスの経済週刊誌などヨーロッパのメディア約20社に加え、韓国の地上波テレビ局3社や日刊紙、日本のサンケイスポーツ、日刊スポーツ、フジテレビも取材に駆け付けた。

 公演終了後、アーティストらは「ヨーロッパのファンの熱気に驚いた。韓国語の歌詞やダンス、応援法まで完ぺきにまねしてくれてうれしいし、不思議だった。会場のあちこちで振られた太極旗がかなり印象的で、感動的だったので、わたしたちを通じて韓国文化、そして韓国をもっと広めたい」と感想を伝えた。

 今回の公演はMBC開局50周年特集として、「SMTOWN LIVE WOLRD TOUR in PARIS」というタイトルで7月2日に放送される。またSMTOWN LIVE WOLRD TOUR公演は9月4日と5日、日本・東京ドームでも10万人規模で開催される。

パク・ミエ記者
edaily/朝鮮日報日本語版