俳優ソ・ジソブが年末を迎え、ファンと共に歳末助け合い運動を繰り広げている。

 ソ・ジソブのファン同好会は、11月4日のソ・ジソブの誕生日にカレンダーを制作し、アジアと各国のファンで販売した収益金を12月の歳末助け合い運動に寄付し、1月にはボランティア活動を繰り広げる予定だ。ソ・ジソブはこのファンによる歳末助け合い運動に参加し、3000万ウォン(約382万円)を寄付した。

 ファンとソ・ジソブの寄付金が届けられるのはシングルマザー援助施設のエラン院。シングルマザーがIT教育を受けることができるよう、「希望を分け合うヨンソサ(ファン同好会の名前)とソ・ジソブ」というステッカーが張られたコンピューター15台が23日に贈られる。また、セイブ・ザ・チルドレン(www.sc.or.kr)を通じて、経済的な理由により手術を受けることができずにいる先天性心臓病の子どもたちを救うキャンペーンにも参加し、一刻も早い手術が必要な子どものうちの1人が1月中に手術を受けられるようにした。

 また、貧しい1人暮らしの高齢者や少年少女家長、単身家庭などに練炭を支援するなど、ソ・ジソブはファンとともにボランティア活動も行う予定だ。

 ソ・ジソブのファン同好会の運営者は「ソ・ジソブはこれまでドラマの作品で熱演し、感動を与えてくれたが、演技活動をしていなかったこの2年間も善行を続け、ファンと暖かい交流を持ってきた。今回はファンが先に主体となり、ソ・ジソブが参加する形のボランティア活動を計画した。今回のボランティア活動は1度きりではなく、リレー形式で行われ、日本や中国にいるソ・ジソブのファンにまで拡大していく予定」と話した。

 ソ・ジソブのファンたちは、7月末にもソ・ジソブの2000万ウォンの寄付を皮切りに、韓国の水害被災者を助けるキャンペーンを展開したほか、中国、台湾、日本など、アジア各国のファンとともに募金活動を繰り広げ、中国の被災者やスマトラ地震の被災者を援助している。

朝鮮日報