ソウルの弘大付近で、歴代大統領の行きつけとして有名だった「東村（ドンチョン）」を運営したチョ・ジョンガン女史が朝鮮士大夫たちの伝統飲食を広く知らせるために私財を投じて建てたのが「静江園（ジョンガンウォン）」。韓国伝統食文化の体験館として知られている。 江原道の長坪(ジャンピョン)に9000坪の規模で建てられ、2005年7月24日にオープンした静江園（ジョンガンウォン）は伝統飲食体験館、展示館、氷倉庫、教育研修院などが備えていて、世界中に韓国伝統飲食文化を研究・広報・普及しようとするチョン女史の熱意が垣間見られる。 それもそのはずなのが、チョ・ジョンガン女史は7歳から祖母である慶州崔氏により直接料理を伝授されている。
ドラマ「食客」のロケ地としても知られてから、日本・中国・東南アジアをはじめ、ヨーロッパからも韓国伝統のコチュジャン・お味噌などの味を知るためにここへ訪れるお客が増えつつある。 外国人旅行客をはじめとして宿泊サービスも行っており、韓国伝統家屋母屋(客室21室)、別棟(客室8室)があり、韓国伝統家屋の2階建ての宿泊施設には2名部屋、4名部屋、6名部屋などがある。外観は伝統家屋でも、室内は現代のライフスタイルに合わせた設備が整っている。広々として芝生の広場、野生花庭園、バーベキューパーティー場、散策路、伝統蓮池、キャンプ場、さまざまなスポーツ施設などもあり1日中楽しめる。 

2、伝統料理調理体験所
3、伝統料理展示館
4、伝統料理教育セミナー室
5、伝統料理体験所
6、伝統料理食堂

7、甕置き所

8、自然栽培畑

9、バーベキューパーティー場
10、芝生広場

11、伝統池

12、氷倉庫
13、販売施設

14、野生花壇
15、渓谷