みなさんこんにちは。

今週は先週初めまでの氷点下気温に比べると、気温が上がりましたが、雨が降ったりやんだりとお天気の不安定な日が続きました。
いよいよ昨日から12月に突入し、これから本格的な冬の訪れとなります。

今回は、韓国の海鮮料理レストランで食べるお刺身をご紹介します。
こちらは、鍾路にあるオダム(어담)というレストランです。

韓国語でお刺身は、フェ(회)と呼ばれています。
海産物やお刺身を扱う料理店のことは、フェッチッ(횟집)などとお店の看板に書かれています。

韓国でお刺身と言えば、白身魚が一般的です。
ヒラメ、スズキ、タイ、タラなどのお刺身があります。

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白身魚は淡白な味と、独特の食感あって、とってもおいしいです。

海産物やお刺身の専門店では、もちろん白身魚の刺身以外にも、マグロやサーモンなどのお刺身もあります。
韓国では、ホヤやユムシと呼ばれる海産物もよく食べられています。

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こちらのお店では盛り付けがとってもきれいでした。

韓国ではお刺身を食べる際には、わさび醤油やチョコチュジャンに付けて食べるのが一般的です。
チョコチュジャン(초고추장)は、酢とコチュジャンを混ぜ合わせたものです。
辛味は強くなく、甘酸っぱい刺身ダレです。

また、わさび醤油、チョコチュジャンの他にも、マグロの内臓の塩辛、とびこ、ネギ、すりゴマを混ぜ合わせた、こちらのお店特製の薬味もありました。
特製の薬味は、塩辛のしょっぱさや、とびこのプチプチとした食感、すりゴマの香ばしさなどが混ざっていて、一味違ったお刺身の食べ方を楽しめます。
そして、白身魚のお刺身にとってもよく合います。

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また、ムグンジ(묵은지)と呼ばれる、長い期間で熟成され、一般的なキムチよりも酸味の強いキムチもあります。
このキムチにお刺身を巻いて食べるなど、韓国ならではの食べ方を楽しめます。

お刺身といっても、日本とは違う食べ方があります。

年末が近づくにつれて、韓国でも忘年会が盛んに行なわれるようになります。
レストランなどでは、たくさんの会社員や友人同士の集まりなど、今年1年を締めくくる宴会が行なわれ、混雑する時期となります。

韓国旅行へお越しの際は、韓国ならではの食べ方でお刺身を食べてみて下さい。

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