みなさんこんにちは

ソウルは先週はじめに梅雨入りのニュースが流れたものの、
晴れ間が続き蒸し暑くなっています

今回はソウル大公園内にあるソウル動物園をご紹介します。

ソウル大公園は、ソウルを囲む京畿道(キョンギド)の果川市(クァチョンシ)に位置しています。

動物園はもともと現在の昌慶宮(チャンギョングン)がある場所に位置していました。
古宮の一つである昌慶宮は、日本統治時代に王宮施設を取り壊し、動物園と植物園が造成されました。
その後、昌慶宮の復元事業によって、動物園と植物園が現在のソウル大公園の場所に移転されることになりました。
歴史のある動物園となっています。
動物園のある場所はソウルではありませんが、ソウル特別市が管理を行なっています。

ソウル大公園には、動物園の他にも遊園地のソウルランドや国立現代美術館などの施設があります。
周辺は山々にも囲まれ、自然とも触れ合うことができます。
特に週末ともなると各地から多くの家族連れが訪れます。
ソウル中心部からも近い行楽地となっています。

ソウル動物園は、277万坪の広大な敷地内に、約360種3,400頭もの動物がいます。
園内は、各動物が生息する地域、生態、系統別によって分けられています。
自然環境にできるだけ近い状態で管理されています。
世界中の動物たちを間近に観察するこができる、韓国でも規模が大きな動物園となっています。

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こちらは入口近くに位置するアフリカ館の施設です。
キリン、フラミンゴ、シマウマなどが見られます。
キリンのいる檻の前には、展望台があり、キリンの目線の高さを体感することができます。
アフリカの雰囲気を出すために、民芸品やモニュメントなども飾られています。
かわいい小動物の姿もありました。
また入口近くには、お米や野菜が育てられている環境体験展示場もありました。

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こちらは類人猿館と熊舎です。
いろいろな種類のサルたちが見られます。
檻の中には遊び場も造られています。
熊舎ではとっても大きな熊たちが、のんびり昼寝をしていました。
各動物の周りには、動物の特徴など、さまざまな資料も展示されています。
動物を実際に観察しながら、生態や習性などを学ぶことができます。

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園内ではさまざまなアニマルショーが行なわれていますが、中でもイルカショーは人気があります。
海洋館では、イルカ、アシカ、オットセイ、アザラシなどを見ることができます。
決まった時間に行なわれるイルカショーでは、イルカのジャンプ、イルカの歌などが披露されます。
イルカの生態などに関するクイズ大会も行なわれ、
1等になるとイルカに触る体験や記念写真が撮れる体験なども行なわれています。

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ソウル動物園では、実際に動物に餌をあげる体験や学習プログラムなども開催され、貴重な体験ができます。
園内の奥にある南米館でも、珍しい動物たちがたくさん見られます。
ワニや亀などもいろいろな種類がいました。
人工哺育場では、赤ちゃん動物を見ることができ、大変人気があります。
その時々で育てられている赤ちゃん動物をガラス越しに見学することができます。

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動物の中でも、ライオンや像は特に人気があります。
子供から大人まで、多くの人々が見学していました。
像の檻の前には展望台もあります。

大きな温室植物園では、約1,300種もの世界各国の植物が管理されています。
珍しい植物や美しい花々もたくさん観察できます。

園内には、子供の遊び場や休憩ができる東屋などもあります。
動物をモチーフにしたコミカルなフォトスポットもたくさん設置されています。

動物園には小さな子供たちや学生たちの団体も訪れ、動物や自然の学習の場にもなっています。
広大な敷地の中に動物たちの施設が続いているため、園内では専用のバスも運行しています。
また道路には色分けされた見学ルートも表示されていました。

ソウル動物園では、1日では回りきれないほどのたくさんの動物たちを観察することができます。

韓国旅行へお越しの際は、ソウル近郊の行楽地にも行ってみてください。

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