映画『夏物語』公開初日、全国で4万人の観客が集まり、まずまずの第一歩を踏み出した。最近の低調な韓国映画の雰囲気を勘案すれば、悪くない記録であるといえる。

 1日、配給会社ショーボックス(株)メディアフレックスによると、先月30日、全国324カ所(ソウル53カ所)で公開された同映画は、この日1日で全国で4万2人(ソウル1万3933人)の観客を動員した。

 同作は時代的な背景により別れなければならなかった恋人同士の話を描いた映画で、4年ぶりにラブストーリーに復活したイ・ビョンホンと、初めてラブストーリーに挑戦するスエが主演を演じたことで話題を集めた。また、8年ぶりにラブストーリーを演じるハン・ソッキュ主演の『愛するときに話すこと』が同じ日に公開され、韓国映画界を代表する2人の俳優、イ・ビョンホンとハン・ソッキュの対決の行方が注目される。

 ハン・ソッキュ主演の『愛するときに話すこと』は全国220カ所(ソウル45カ所)で公開され、現在まで2万1535人(ソウル7390人)の観客を動員した。

 上映館の数に差があるため、2つの映画を絶対比較することはできないが、2つの作品の主なターゲットである20代後半から30代の観客が集中する週末が過ぎれば、2人の対決の輪郭が明らかになる見通しだ。

朝鮮日報