ユネスコ世界文化遺産にも登録されている水原華城は、朝鮮第22代王である正祖の孝行心によって建てられました。朝鮮の名君として名高い正祖は悲劇的な亡くなり方をした父・思悼世子の墓を移し、強力な王道政治を展開すべく水原華城を建設しました。惜しくも実現はなりませんでしたが、ここに遷都する計画まで立てたこともあります。水原華城は当代最高の科学者であった丁若鏞が作った挙重器をはじめ、高い水準の科学技術を適用して建築したことでも有名です。
水原華城を訪問する人々は、その華やかさと精巧さに思わず感嘆の声を漏らします。城を囲む城郭から長安門、八達門などの4大門と水門、兵士たちの訓練場であった錬武台まで、朝鮮の独創性をうかがい知るこできる見どころがあちこちにあります。華城行宮は正祖が王陵に行幸するとき、しばらく足を止めて休むために建てた宮殿です。また、母に対する孝行心も深かった正祖が、母である恵慶宮洪氏の還暦の宴を開催したのもこの場所です。ツアーを通じて、歴史的価値も高く美しい華城を、正祖の目を通して見てみましょう。
水原華城の見学を終えたら、 水原華城の見学を終えたら、ソウルに戻って明洞の地元民行きつけのグルメ店でお昼を食べ、明洞にある韓流スタジオ「ルミスペース」で衣装体験、ドラマ『イ・サン』の主人公イ・サンとソンヨンになって、ドラマのワンシーンになりきってみましょう。