今回､2011年6月21日(火)に韓国時代劇ドラマのロケ地として多くの注目を集めている『MBC龍仁ドラミア』が、外国人観光客を対象に正式にオープンされました。

6月21日(火)の午前11時より､韓流テーマパークとしての新たな一歩を踏み出す開場式が行われました。
当日のテープカット式には､MBCアン･クァンハン(안광한)副社長をはじめとする役職員､そしてキム･ハッギュ(김학규)龍仁市長､イ・サンチョル(이상철)龍仁市議会議長などが参加されました。
韓国、京畿道の龍仁(ヨンイン)市に位置する『MBC龍仁ドラミア』は､今まで多くの時代劇ドラマを中心に撮影が行われ､敷地全体を最大限に活用して建設された大規模な韓流時代劇ドラマの撮影地です。
2005年9月15日よりドラマセット場として建設を始め､その1年後には約8000坪にも及ぶ大規模なドラマセットが誕生しました。
現在も着々とセットが増え続け､敷地内には数多くのドラマセットが並び､｢朱蒙(チュモン)｣、｢イ・サン｣、｢善徳女王｣、「トンイ」､「辛旽(シンドン)」､「相棒(チャクペ)」などのドラマや｢美人図｣、｢霜花店｣などの映画がドラミアで撮影されました。
これまで､ドラマや映画の撮影のみで活用されてきたドラミアは､外部からの入場を徹底的に制限してきましたが､今回の開場式を境に外国人観光客を対象に公開されるようになりました。

＊開場式の模様

ドラミアのセット場内部では､オープンを記念するライブショーなどのさまざまな公演が行われました。この日を待ちに待った多くの人々が､熱気溢れるショー の観覧を楽しんでいました。各種の伝統料理やお酒を片手に（が振舞われ）ドラミアのオープンを多くの人々がお祝いしました。

ニュース番組｢ニュースマガジン｣でソウルツアー代表のインタビューが放映されました。

韓国文化放送MBC「ニュースマガジン」2011年6月21日放送

当日の開場式にて韓国文化放送MBC「ニュースマガジン」の「“歴史時代劇　撮影地”MBC　ドラミア､韓流名所へ」というコーナーにて弊社代表取締役ジ･キオクのインタビューが放映されました。

京畿道龍仁市に位置する韓国時代劇ドラマ専用のロケ地である『龍仁MBCドラミア』が新たに外国人観光客を誘致する韓流観光名所として生まれ変わり､今後もより大規模な韓流文化のコンテンツとして創り上げていく。

「ドラマと韓国の歴史を結び付けて外国人に伝え､新たな観光商品として生み出すという事は､大変大きな高付加価値産業であると言えます。」

※この番組は全ての言語が韓国語となりますが､ご興味を持たれた方のために訳してみました。

“歴史時代劇　撮影地”ＭＢＣ　ドラミア、韓流名所へ

【アナウンサー】　
京畿道の龍仁（ヨンイン）の時代劇専用撮影地であるＭＢＣドラミアが、 外国人観光客を誘致する韓流名所として生まれ変わりました。
詳細は、京畿仁川支社へ繋いでお伝えします。 パク・グァンムン　記者

【記者】
京畿仁川支社です。

【アナウンサー】　
ＭＢＣドラミアが、本日より観光客を対象に開放されることになりました。

【記者】
龍仁ドラミアは、2005年の『シンドン』から始まり、『朱蒙』『善徳女王』『トンイ』などの歴史ドラマの
メイン撮影地です。
約1,000億ウォンを投資して建造し、半永久的なセット場として、国内と外国人観光客に向けて公開を開始します。
現場を取材して来ました。

「今、ミシルの時代がやってきた」
視聴率40％以上を記録して全国民の目を釘付けにした、ＭＢＣ歴史ドラマ『善徳女王』、 朝鮮時代、粛宗の後宮であった賤民出身の女性である淑嬪崔氏（スクピンチェシ）の波乱万丈の人生物語を描いた『トンイ』 現在『トンイ』は、日本ＮＨＫで放送され『大長今（テジャングム）』、『朱蒙』などのドラマと共にＭＢＣの韓流神話を導いています。
これらのドラマのメイン撮影地である龍仁ＭＢＣドラミアが、韓流の中心地として新たに変身しました。

【インタビュー】ジ・キオク代表／ソウルツアー
「ドラマと韓国の歴史を結び付けて外国人に伝え、観光商品として開発させるということは、大変大きな高付加価値産業であると考えます」

【記者】
千億ウォン近くを投じて、三国時代以降の建築様式と生活空間を半永久的に建造したセット場は国内と外国人観光客を呼び込む多様なコンテンツを生産する場として生まれ変りました。 特に韓国伝統家屋のゲストハウスと全国8道の市場などが造られ、韓国文化を体験できるプログラムも運営されます。

【インタビュー】ユン・ヨンム団長
「人が実際に生活することが出来る所、そこで世界中の人や韓国人が、必ず一度は訪れたい韓国のエネルギーを感じる場として、この地もまた韓流が沸き上がるでしょう」

【記者】
自治団体も韓流熱風の名所として創り上げるために、基盤施設の拡張をしていく計画です。

【インタビュー】キム・ハクギュ龍仁市長
「30億ウォンの予算を投じて進入路の拡張はもちろん、周辺の便宜施設、基盤施設を拡充させ、出来る限りの努力を尽くす計画です」

【記者】
今日会場した龍仁ＭＢＣドラミアは、安全施設と便宜施設を整えて国内と外国人観光客を対象に開放する
予定です。

外国人観光客を限定にオープンされた事により､ドラミアの入口前には､新しくチケット売り場が設置されました。
チケット売り場は、茶色い木造りの建物が目印になります。こちらでチケットをお買い求めいただき、入場していただきます。
チケット売り場周辺には、観光客用のトイレなども設置されました。

ドラミアドラマセットの中心部に位置する「大殿(デジョン)」になります。
こちらでは､ドラマ「朱蒙の召西奴(ソソノ) の婚礼」や「善徳女王の即位式」､「イ・サン 儺礼(ナレイ) の宴 」のロケ地として有名な場所になります。
こちらのセットは､本物の大理石を用いて造るられているので､一般的なロケ地のセットでは感じられない迫力を感じることができます。ここは、ソウルに位置する古宮「景福宮(キョンボックン)」を基に建てられたと言われています。
開場式が行われたこの日は､大殿の周りにドラマでお馴染みの登場人物の等身大パネルが用意されていました。
ドラマ「トンイ」の仁顯王后(イニョンワンフ)やドラマ「朱蒙」のソソノのパネルが飾られていました。ここでパネルと一緒に並んで記念写真を撮ることが出来ます。
その他にも､色とりどりの旗などが大殿前に飾られ､より一層大殿を引き立てています。

演武(ヨンム)場は、主にドラマ「善徳女王」の撮影で使われた場所になり､数々の名シーンを生み出した場所になります。演武場の周囲は、砦のように高い塀が建てられた場所になります。
特にドラマ「善徳女王」では､王が主人公の徳曼（トンマン）を民衆の前で､「国の王女そして､双子の娘」だと宣言した場所としても有名です。
この演武場では､民俗遊び体験＜弓道体験/旗作り体験/ペンイ(朝鮮駒)回し＞など様々な体験プログラムが行われる予定です。また､新しく企画された行事なども演武場の中心部にて行われます。是非、実際に体験してみて下さい。

上記の写真は､朝鮮時代をイメージした市場のセット場になります。
こちらも､数多くの韓国時代劇ドラマの背景として使われました。朝鮮時代の街並みが再現された場所として､小さな小物道具までも置かれ､韓国の昔の風景を楽しんでいただけます。

ドラミアの入口を入ると、まず初めに迎えてくれるのがドラミア内部の「大殿」を背景に、各ドラマの主人公達が並んだ大パネルが展示されています。
入口から少し坂を上がって行くと、間近に観覧することができます。
こちらの大パネルを過ぎると､演技者達の控え室や化粧室､食堂などが整う建物があります。 ソウルツアーも記念にパネル前で記念撮影をして来ました！

大殿前の入口の威鳳門(ウィボンムン)になります。

ドラミア内部には､ このように開場を記念した様々なドラマの装飾が施されています。 どのドラマも人気ある韓国時代劇ドラマになり､韓国内でもとても高い視聴率を獲得したドラマになります。

ドラミアは､とても広大なドラマセット場になり､各エリア別に分かれています。 観覧コースの一番始めに回るのが､朝鮮時代の民家や市場などの地区になります。

「善徳女王」でお馴染みの場所になります。こちらは善徳女王のミシルが町全体を見下ろした場所になります。

建設当初は、もっと急な坂でしたが、観光客が安全に登りやすいように工夫されました。

景福宮の城門である光化門(カンファムン)を基に作られた門と門前の通りになります。

光化門(カンファムン)を基に作られた建物の裏側。

捕盗庁(ポドチョン/포도청)は､「相棒(チャクペ)」や「イ・サン」のロケ地になります。。

こちらの建物では、ドラマ「トンイ」や「相棒(チャクペ)」が撮影されました。

こちらの地区では､昔の民家や市場､捕盗庁(ポドチョン/포도청)と呼ばれる朝鮮時代の警察庁に相当する場所などがあります。
韓国の昔の様子がとても細かく再現されているので､ドラマをご覧になられた方はもちろん､ご覧になられていない方でも韓国の昔の時代へタイムスリップしたかのように、楽しんでいただく事ができます。

各時代劇ドラマでは､宮廷を背景にしたり、宮廷の内部でよく撮影が行われています。
そのためドラミアにも､数多くの宮廷を再現した建物が建てられています。
宮廷内の各ロケ地にも小物や様々な道具が置かれているので､時代劇ドラマの世界に入り込んだような気分でお楽しみいただけます。

石像や井戸などといった小さなものまでも詳細に造られています。

各ドラマ登場人物の等身大パネルも用意されています。

ロケ地各所に設置された案内看板は、韓国語､日本語､英語､中国語でわかりやすく説明されています。

「善徳女王」や「トンイ」が撮影された場所です。

「善徳女王」の神殿として使われた場所になります。等身大パネルなどがあり､記念写真を撮る事もできます。また､旗や色々な場所に小道具が用意され､ドラマロケ地の雰囲気をさらに演出しています。

宮廷を再現した場所では､主人公の寝床や各種の門､石像､植物などが整えられ、昔の様子を再現しています。そして、ドラミア内部の木々や草花は常に管理されて、建物だけではなく自然の風景に溶け込んだロケ地をご覧いただけます。
宮廷を再現した地区は、ドラマの中でも最も重要なシーンが撮影された場所が多く存在しています。
各ロケ地には､ドラマ別の詳しいロケ地説明の案内看板もありますので、個人で訪れた方でも案内を見ながら楽しんでいただけます。
また､開場式が行われた際にも､施設内の一部で工事が行われていましたが､ドラミアは新しいドラマの撮影によって建物が建て直されたり､飾りや色合いを替えたりしているため､何度訪れても新しい姿のドラミアをご覧いただけるのです。

ドレスカフェ/フォトゾーン : 試着料(１着)：20,000ウォン

ドレスカフェ/フォトゾーンでは､韓国の時代劇ドラマ撮影に使われた衣装を実際に着て楽しめる場所になります。
色とりどりの衣装を着て､思い出に残る沢山の写真を撮っていただけます。
また､大殿の内部には､写真の背景としても使えるフォトスポットも数多く用意されてますので､衣装を着てドラマの主人公のように写真撮影をお楽しみ下さい。
韓国時代劇ドラマの世界により浸る事ができると思います。

上記の写真は､「玉座」で、サイドには実際に使われたドラマの衣装が展示されています。こちらは、主にドラマ「善徳女王」のドラマで使われた場所になります。

その他にも､各ドラマの登場人物パネルが飾られている「フォトゾーン」があります。
各ドラマの主人公達と一緒に写真を撮影し､思い出の一枚にして下さい。

休憩室では、飲み物の販売も行われ、特に韓国の伝統茶などが置かれています。

韓国伝統茶 料金表

※ドラミア内では､皆様が安全にご利用していただく為に、以下の注意事項のご協力お願いしております。必ず目を通してドラミアのご観覧をお楽しみくださいませ。

今まで個人旅行者の入場は全て制限されていましたが､ドラミアのオープンによって衣装試着や休憩所､韓国伝統遊び体験所などの多くの施設が整えられ､ドラマロケ地としての楽しみだけではなく､韓国の伝統文化にも触れることのできる韓流文化コンテンツの一つとして新しいドラミアが誕生しました。
主にドラマ｢朱蒙(チュモン)｣、｢イ・サン｣、｢善徳女王｣、「トンイ」､「辛旽(シンドン)」､「相棒(チャクペ)」などの人気ドラマを生み出したドラミアですが､これからもさらに多くの時代劇ドラマの撮影が行われる予定です。
興味のある方は是非ドラミアで楽しい思い出を作って下さい。