♦ 韓国タイトル名 ― 드림하이
♦ 主演 ― ペ・スジ、キム・スヒョン
♦ 主題歌 ― ドリームハイ(Dream High)-ペ・スジ、キム・スヒョン、オク・テギョン、チャン・ウヨン、IU(アイユ)、JOO Someday- IU(アイユ)
♦ キリン芸能高校を舞台にスターの夢に向かって走っていく、若々しい青春の日々を描いたドラマ
♦ 名セリフ
1. ソン・サムドン:僕にとって君は音楽で、音楽は君だった。君がいないところに音楽はない。
2. グク:どちらかが100%だったら選択じゃなくて正解だ。50対50・・・選びづらいから選択なんだ悩んで当然だ・・・それでも、選ばないと・・・そして選んだ後は、振り返らずその50を100にすることだ!頑張って、正しい道だったって自分自身に証明しないと!
遠くない未来に私達が必ず見てみたいスーパースターの物語。外見、実力、性格、そして私生活まで4拍子が完璧に揃っていても、スターとして成功することが難しい熾烈な世界で、果敢に挑戦状を叩きつける若者達。
しかし、彼らがスターになるためには、それぞれに弱点があった。一般人なら特に問題にはならなくても、スターになるには致命的な弱点である。そんな個性を持った彼らが、図々しくもキリン芸高に入学し、スターになるという無謀な挑戦に挑む。自分達が持っているたった1%の才能にかけて、弱点を克服していく若者達。傷ついて倒れても、自らに対する確信を強めていった時、いつの間にか彼らに対する無視や嘲笑いが期待と応援に変っていく。可能性がないと思われた彼らが、輝かしく羽ばたく姿は、ドラマを見る多くの若者達への応援歌となった。
アイドルの人気だけに依存するのではなく、主人公達が繰り広げる夢と愛、友情に関するストーリーが視聴者の心をつかみ、2011年上半期で最もヒットした作品となった。
作品名 | ドリーム・ハイ |
出演 | ペ・スジ、キム・スヒョン、オク・テギョン、ハム・ウンジョン、チャン・ウヨン、IU(アイユ) |
放送期間 | 2011.1.3~2011.2.28 |
放送局 | KBS |
監督 | イ・ウンボク、キム・ソンユン |
脚本 | パク・ヘリョン |
裕福な家庭に育ち、幼いころから何をやっても1位だった天才少女のコ・ヘミは、声楽家を目指していたが、突然の父親の事業失敗によって借金取りに追われるようになる。借金取りの提案で歌手になって借金を返済するため、ヘミは親友のベクヒと一緒にキリン芸高のオーディションを受ける。しかし、ベクヒだけが合格することで屈辱を受ける。
3年連続教員評最下位であるオヒョクは、キリン芸高をクビになる所だったが、チョン・ハミョン理事長によって助けられる。その条件が、入学式までに特待生を3人連れてくることだった。その一人としてヘミが選ばれることになる。
キリン芸高にはさまざな境遇や個性、夢を持った学生が集まっていた。スターになることを夢見て努力を続ける若者達に、予想も出来ない難関が立ちはだかる。
幼い頃から勉強、歌、ピアノ・・・と何をやっても一番だった。彼女から溢れるものは自尊心、そして足りないものは礼儀だった。突然の父親の事業失敗によって、やむを得ず声楽家になる道をあきらめ、浅はかだと無視していた大衆歌手になるために、キリン芸高のオーディションを受ける。そこでは予想もしていなかった困難に直面することになる。母親を奪って行った仇のようなカン・オヒョクにこびなければならなかったり・・・。田舎者のソン・サムドンとチンピラのチン・グクと合わせなければならなかったり・・・。屈辱的な状況がヘミの人生に津波のように押しかけて来る。
• ソン・サムドン(キム・スヒョン)
幼い頃からタムボン里の田舎で母親と一緒に生活していた。山に登ってキノコを取ったりしながら育ってきたため、体格がよく体力もある。
音楽とは無縁の田舎者として見られるが、歌の音色は有名歌手にも劣らない。
ある日突然現れたソウルの少女ヘミに一目惚れしてしまい、何もかもヘミのために人生を送ろうと決心する。ヘミに似合う男になるために、最高の歌手になろうとする。
• チン・グク(オク・テギョン)
本名はヒョン・シヒョク。いつもふてぶてしく、明るい表情であっても心の中には癒されない深い傷を抱えている。
幼い頃に未婚の母に連れられて孤児院に預けられた。その後すぐに実の父であるヒョニャングループのヒョン・ムジン会長の家の養子となる。一つの家の中で透明人間のように冷たくされた。結局、高校入学をあきらめて家を出て、チン・グクという名前で新しい人生を始める。
道で会った友達とダンスをしならが過ごしていた時に、偶然キリン芸高のオーディション会場に足を踏み入れることになる。
• ユン・ベクヒ(ハム・ウンジョン)
ヘミの親友であると同時に、ヘミのこぶんでもあった。
ヘミのこぶんであることを誇らしく思い、いつも彼女のそばで二人で暮らすことを願っていた。周囲の誰一人としてベクヒに肯定的な話をする人はいなかった。母親でさえもベクヒは中身のない出来損ないであるかのように無視していた。ヘミが世界的に有名なジュリアード予備学校の代わりにキリン芸高のオーディションを受けると、ヘミに付いて一緒にオーディションを受ける。しかし、ヘミの真似をするのではなく、自分の夢をここで探していることに気づく。
• チャン・ウヨン(ジェイソン)
アメリカから突然帰国して、キリン芸高へ入学する。歌と踊りなど全てにおいて完璧な才能を持った天才であるが、他の人々との競争には関心が無く、ただ楽しむだけである。
試験でも大きな公演の前でも、普通に寝ることが出来るほど、何事においても緊張をしない余裕がある。
踊りではチン・グクを緊張させ、歌ではサムドンを威嚇するライバルである。
• キム・ピルスク(アイユ)
鳥肌が立つ歌唱力の持ち主。
明朗漫画の外見に、少女漫画の感性を持った少女。男性が自分にボールペンを渡してくれただけでも、「私に気があるの?」とすぐに拡大解釈をする。コンサートで、キム・ヒョンジュンが叫んだ「必勝(ピルスン)!」を自分の名前と勘違いして、舞台に走って上がった事件は、ファン達の間で伝説になったほどである。
キリン芸高で出会ったジェイソンに一目惚れしてしまい、ジェイソンと自分の一人恋愛を始める。
仁川アートプラットホームが、キリン芸術高校の外観撮影地として使用された。仁川海岸洞一帯にある近代開港期の建築文化財や1930~40年代に建設された建築物をリモデリングしてスタジオ、工房、資料館、公演場などとして活用されている。
• 一山湖水公園
京畿道(キョンギド)高陽市(コヤンシ)に位置する一山湖水公園は、面積が約30万坪に及ぶ東洋最大の人口湖水公園である。100種類以上の草花や20万本の木々が植えられている。芝生広場、人口島、野外舞台、サイクリングロード、植物園などの多様な施設が整った、市民の憩いの場になっている。