みなさんこんにちは

ソウルの朝晩はだいぶ涼しくなってきました。
本格的な秋に突入し、木々の紅葉も見られるようになりました。
今日の10月9日は“ハングルの日(한글날)”です。
朝鮮王朝第4代国王の世宗大王がハングル(訓民正音)を発明して世に広めたことを記念する日となっています。
公休日ではありませんが、各地では作文大会やハングルに関連したさまざまなイベントが行われます。

今回は、先日10月6日(土曜日)に開催された“2012ソウル世界花火祭り”をご紹介します。
毎年秋に開催されるソウルの代表的な花火大会です。
ソウル世界花火祭りは1年を通して漢江の一大イベントとなっています。
各地から多くの家族連れ、恋人同士、友人同士が集まり、大変な賑わいとなりました。
テレビでも報道され、今年は約120万人の人出となりました。

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世界花火祭りには、毎年世界各国の花火を鑑賞することができます。
今年は韓国はもちろん、イタリア、中国、アメリカが参加し、約12万発の花火が打ち上げられました。
花火に合わせた音楽や、レーザーを使った演出なども行われています。
漢江から噴水のように吹き上がる花火など、仕掛け花火も見所となっています。

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漢江沿いの汝矣島漢江市民公園が花火祭りのメイン会場となり、日中からさまざまな催しが行われました。
汝矣島だけではなく、汝矣島の対岸や漢江に架かる橋の上まで、何時間も前から観覧客の場所取りが始まっています。警察官による警備も行われ、花火開始直前には、漢江沿いや橋の上をスムーズに歩くことができないほどの大混雑です。
漢江沿いには、食べ物や飲み物の屋台もたくさん並んでいました。
当日はお天気に恵まれましたが、秋の花火大会ということもあり、夜は肌寒くなりました。
食べ物や飲み物の屋台だけではなく、寒さ対策のブランケットなどを販売する露天もありました。

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各国の花火の最後に行われるフィナーレは特に盛大です。
一度にたくさんの花火が打ち上がり、音の迫力も感じられます。

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趣向を凝らしたさまざまな花火を鑑賞することができました。
色とりどりの花火、巨大な花火、顔やキューブ型の花火など、夜空に描くさまざまな花火に大歓声が上がりました。
各国の花火にも特徴があります。

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花火祭り終了後には、一斉に家路に向かう人々で、漢江から抜ける道が大渋滞となりました。
大混雑を避けるために、会場から離れた駅まで向かう人々も多いです。
中にはテントを準備する人も多く、漢江沿いで人の流れが少なくなるまで過ごしてから帰宅する人々の姿もありました。

今年の花火祭りでも秋の澄んだ夜空に、たくさんの美しい花が咲きました。
花火祭りは各地から訪れる人々で大混雑となりますが、ソウルの中でも大変人気のあるイベントの一つです。

韓国旅行へお越しの際は、季節ごとに行われるイベントなどもチェックしてみてください。