みなさんこんにちは。

日中はお天気のよい日が続いていますが、気温は氷点下となり、厳しい寒さが続いています。
しかしながら、忘年会やクリスマスシーズンでもあるため、街中はとっても賑わっています。

今回は、南大門市場のカルグクスをご紹介します。
衣類、日用雑貨、食品など、ありとあらゆるものが並ぶ南大門市場は、ソウルを代表する市場の一つです。
寒さ厳しい中でも、さまざまな屋台や露天が立ち並び、多くの人々で活気に溢れています。

この南大門市場には、市場で働く人々や買い物に訪れる人々が立ち寄る食堂もたくさんあります。
市場というだけあり、安くてボリュームのある庶民的な食堂ばかりです。

その中の一つのメニューにカルグクス(칼국수)があります。
カル(칼)は包丁などの刃物、グクス(국수)は麺の意味です。
小麦粉で作られた手打ちの生地を、包丁で切ることから、カルグクスという名前になったと言われています。
南大門のカルグクスは、手打ち独特のコシのある麺と不揃いな太さの麺が特徴的です。

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あっさりとしたスープの中には、唐辛子の薬味が入っているので、薬味を溶かしながら食べます。
胡椒を入れたり、キムチと一緒に食べたりもします。
麺の上には油揚げ、ネギ、韓国海苔がのっています。
塩味のきいた韓国海苔は、カルグクスととってもよく合います。
とってもシンプルなカルグクスですが、手打ち麺ならではのおいしさがあります。

こちらのお店では、カルグクスを注文するとミニビビン冷麺がサービスで付いてきます。
市場らしいサービスですね。
甘辛いタレに絡めた冷麺は、カルグクスとは違ったおいしさです。

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店先では次から次へと麺が茹でられています。
注文するとすぐに運ばれてくる回転のよさも市場らしいですね。
お店の外や中には、テレビや雑誌の取材記事が飾られていました。

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市場で忙しく働く人々が手軽に食べられるメニューとして、長年愛されてきた南大門のカルグクスです。

韓国旅行 へお越しの際は、地元の人々から愛される市場の味も是非食べてみてください。

 

 

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