みなさんこんにちは。

８月中旬から不安定なお天気が続いていますが、今週は台風の影響も受けました。
朝晩は涼しさが感じられたり、日中は蒸し暑くなったり、体感温度の変化も激しいです。

今回は、列車カフェをご紹介します。
ソウルと地方各地とを結ぶ特急列車の“ムグンファ号”と“セマウル号”に接続されたカフェ車両です。
特急列車は、韓国の高速鉄道として知られるＫＴＸよりも移動時間はかかりますが、
料金が安く、多くの人々に利用されています。
列車の旅が好きな人にとっては、お弁当を食べたり、車窓から眺める景色も旅の楽しみの一つです。

特急列車には“ヨルチャカフェ（열차카페）”と呼ばれる列車カフェが接続されています。
一つの車両がカフェとなっています。

カフェの内部にはさまざまな設備が整っています。
鉄道という限られた空間の中でも、カフェは開放的な空間となっています。
車内は色鮮やかな壁となっており、明るい雰囲気です。

カフェの中央では、飲み物やお菓子、軽食などの販売が行なわれている売店があります。
飲み物やお菓子が買える自動販売機もあります。

特に長距離列車の発着駅には、レストラン、食堂、カフェ、コンビニエンスストアなどのお店が充実しているため、
列車に乗る前に食事をしたり、飲み物やお菓子などの食べ物を買って車内に持ち込むことができます。
しかしながら、列車カフェは一味違う趣があり、列車の旅をより楽しいものにしてくれます。
列車の乗車前に時間がなく、飲み物や食べ物が買えなかった乗客にとっても便利ですね。

携帯電話の充電器も設置されています。

売店付近には、車窓に面してカウンター席が設けられています。
椅子のあるカウンターと、カウンターだけの立席があります。

大きな窓から外の景色が眺められるのもいいですね。

列車カフェの一角にはさまざまな機器が並んでいます。
ゲームやインターネットの設備です。

そして壁に沿って小さな部屋が並んでいます。

「ミニコンサートルーム」と書かれているのはカラオケルームです。
２人用の椅子とカラオケ機器が設置されています。
利用したいときは売店のスタッフに伝えます。
車窓からの景色を眺めながら、歌がうたえます。

「テラピールーム」と書かれた部屋は、マッサージチェアが設置されています。
旅の疲れを癒してくれそうですね。

長距離列車は、車や高速バスの移動とは違い、車内を歩いたり、洗面所やトイレを利用することができます。
また車や高速バスは、天候や道路の混雑状況によって所要時間が変動しますが、
列車は時刻表通りに運行されるため、あらかじめ所要時間を把握することができます。

交通手段のさまざまなメリットを考えながら旅行計画を立てるのも楽しいです。

列車カフェの利用は、小さな子供たちも電車の中で飽きずに過ごすことができそうですね。

韓国旅行へお越しの際は、列車の旅もお楽しみください。