みなさんこんにちは。
 
10月も残すところ1週間となりました。
日中は日差しの強さも感じますが、風はとっても冷たくなりました。
 
今回は仁寺洞に並ぶ骨董品をご紹介します。
仁寺洞は韓国の歴史や伝統が感じられる街です。
メインストリートとなる仁寺洞通りには、韓紙、筆、陶磁器、伝統工芸品などのお店が立ち並んでいます。
他の街では見られない伝統的な商品を扱うお店が数多く立ち並び、独特の雰囲気を持っています。
 
ソウルを代表する観光スポットともなっており、多くの観光客が訪れ賑わっています。
外国人観光客にとっては、韓国ならではのお土産が買える人気スポットでもあります。
特に週末ともなると多くの人出です。

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仁寺洞通りでは、季節ごとにさまざまな伝統行事も行われています。
誰でも気軽に見学することができます。
仁寺洞の街そのものが韓国の歴史や伝統に触れる文化空間です。
 
朝鮮時代の王宮である景福宮や昌徳宮にも近いこの地域は、
両班と呼ばれる官僚や支配機構の身分階級であった人々が暮らした地域といわれています。
現在は、大都会の中心地としてオフィスビルも立ち並んでいますが、
路地裏には伝統家屋の韓屋もみられます。
 
骨董品を売る店が多いのは、困窮した両班や貴族階級の人々が家財を売り払うなどして、
骨董品のお店が並ぶようになったといわれています。
現在では店を構えた骨董品店だけではなく、骨董品を並べる露天もあります。
メインストリートだけではなく、枝分かれした通りや路地裏にも骨董品のお店があります。
お店の中に積み上げられた骨董品は、その数に驚かされます。

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骨董品には、家具、陶磁器、本などさまざまなものが並んでいます。
韓国の昔の生活に触れることができる品々も多いです。

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博物館に展示されているような伝統的な古い家具も見られます。
骨董品を見ていると、韓国の歴史を知る博物館を訪れたかのようです。
韓国の歴史ドラマや映画などに登場するようなものもあります。

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一つ一つ模様や絵柄の違う陶磁器はとってもきれいです。
こちらは本や写真集、雑誌などが集められています。
中には古い教科書などもあります。

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骨董品は、レストランやカフェなどのインテリアとしても使われています。
値段は、安いものから高いものまでさまざまです。
お店の人との値段交渉も骨董品ならではです。

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骨董品は難しいという人も、一つ一つの商品を観察してみると、いろいろな面白さを発見できると思います。 
仁寺洞周辺にはアートギャラリーなども点在し、芸術のセンスも感じられます。 
骨董品好きな人にとっては、何時間見ていても飽きないかもしれません。
掘り出し物を探すのも楽しいですね。
 
現在と過去が共存する仁寺洞では、新しいもののよさと、古いもののよさを感じることができます。
 
韓国旅行へお越しの際は、仁寺洞にも行ってみてください。
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