前回に引き続き、「靜江園」につきまして、ご紹介しようと思います。
私たちが訪ねて行ったのは11月の初旬。
そのお陰で、紅葉の美しさにうっとりさせられ、韓国の秋を思い存分堪能できました。
案内してくださった先生(「靜江園」のお甕を作る方)のお話によりますと、撮影を控えていたキム・レウォン君がマネージャーと共に来て、お醤油やコチュジャンの保管方法や甕置き場の伝統的な作り方について質問し、お話を真剣に聞くキム・レウォン君の姿が印象に残ったと微笑みながら話してくれました。
美しい自然に囲まれつつ韓国の香りが漂う「靜江園」。ドラマ「食客」のファンだけではなく、韓国の食文化を代表している味噌・コチュジャン・お醤油などにご興味をお持ちの方にお勧めします。

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左 : ドラマでは曇岩亭(ウンアムジョン)の職員たちが2列に並び仕付けられる場所としてよく登場しています。
右 : 「靜江園」の宿泊施設。ここでは実際お泊りもできます。

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あちこちで見つけられるドラマ「食客」のポスターや生写真。撮影当時の雰囲気が伝わってきてほのぼのした気分になりました。

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今ではほとんど見られない碾き臼をはじめ、縄をなう道具まで、昔の家財が展示されていて大変勉強になりました。

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左 : 塩から苦汁を除く作業。何年間この作業を経った塩で料理をするのだそうです。
右 : 石氷庫(ソッピンゴ) 。都会の人から見れば、冷蔵庫に当たるここはいつも5度を保っているのだそうです。 (残念ながら一般の人には公開できないのだそうです。私たちは特別扱い^^;;)

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左に置かれている大きなお甕は100年前に作られたという話にびっくりしました。
そして、右の建物と峰をよく見比べると、聳えている形が似ていることが分かります。
それは、自然との調和のため、わざわざこのような作り方をしたそうです。とても素晴らしい作り方ではありませんか?

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