13日、韓国・ロッテホテルソウルにて「三井住友カード韓国トラベルプリペイド」の発行開始記者発表会が行われ、新CMキャラクターを務めるチャン・グンソクが出席した。

 普段とは少し雰囲気の違うグレーのシックなスーツ姿で登場したチャン・グンソクは、「日韓関係がより身近になり、このカードでより多くの日本の方が韓国を身近に感じてもらえればうれしく思います。キャラクターになることに関しては、『信頼』というということを大切に考えています」と語った。

CMの最後にカードにキスをする場面があるが、ここで披露してほしい、とリクエストされると、恥ずかしそうに照れながらも、ラストシーンを披露した。

5月に行われたこのCM撮影では、演出打ち合わせの後、スタジオに入るとおもむろに歩き出し、イメージを膨らませている様子で、日本語のイントネーションを確認したり、モニターを自分自身で確認したり、積極的に撮影に取り組んでいたという。カメラ目線でビシッと決めるシーンでは、監督がうなずきながらカットの声をかけると「完璧~、さすが~!」と自画自賛の拍手も。カードにキスするラストシーンでは「チュ」というキス音をスタジオ内に鳴り響かせ、甘いムードをただよわせていたそうだ。

また、フォーマル・カジュアル・ワイルドなど衣装イメージに合わせて表情を変え、ポジションを変える間には音楽に合わせて歌い踊り、PVさながらのパフォーマンスを披露するなどリラックスした様子を見せた。

 白バックでの撮影を終えると、「天国みたいな感じだったかな。天国みたいな雰囲気の中、ブラックスーツで撮影したことが楽しかったです。神様みたいな感じだったかな(笑)でも、チャン・グンソクです!グンちゃんです!」とガッツポーズ。そして、ファンに向けて「これから韓国に行く時にはグンちゃんが入っている韓国トラベルプリペイドと一緒に楽しんでください。韓国で待っています!」とPRした。

なお、この日の撮影終了後、サッカー元日本代表・中田英寿氏がスタジオをサプライズ陣中見舞した。「えー!!」と絶叫、「なんでー?! ビックリした!」と大喜びし、その後、食事を共にしたとのこと。

 韓国へ渡航する日本人向けの、プラスチック型プリペイドカード「三井住友カード韓国トラベルプリペイド」のCM「韓国で会いましょう」編は、14日より三井住友カードHPで先行オンエア、22日からオンエア開始予定。

ソウル= 野崎友子通信員
朝鮮日報日本語版