みなさんこんにちは

７月に入ってからソウルでも雨が多くなってきました。
湿度が高く蒸し暑い気候となっています。
最近では、折りたたみ傘が手放せません。

今回は、夜市場（야시장／ヤシジャン）をご紹介します。
韓国では生鮮食品、生活用品、衣類など、さまざまな商品が並ぶ市場が各地に点在しています。
市場にも常設市場と、決められた日や曜日に開かれる市場があります。
大型スーパーマーケットが多くなってきた現在でも、市場は韓国人の生活に密着しています。
安くて新鮮な食材が並んでいます。
市場ならではの人情や活気もあります。

夜市場は、夜に開かれる市場です。
こちらは夏が近づくとアパートが立ち並ぶ住宅街で開かれる夜市場です。 各地域を回って開かれているようです。

いつもは静かな住宅街も、アパート内の道路や駐車場を利用して屋台が並んでいました。
夜に開かれる市場の屋台には、色とりどりの電飾も飾られています。

昼間に訪れる市場の雰囲気とは違い、たくさんのイスやテーブルを並べた屋台が目立っていました。
夜には気温が下がり、涼しくなるため、家族連れで賑わっています。
子供から大人まで、大変賑やかな声が聞こえてきます。楽器を演奏しながら楽しいお話を繰り広げる大道芸人の姿もありました。
賑やかな市場で食べる料理やお酒は、一味違うおいしさがあります。

大きな肉を回転させながら焼いているお店や、パチパチと油で焼かれるチヂミのお店など、おいしそうな香りが漂っています。
市場ならではの素朴な家庭料理も並んでいます。
韓国料理と一緒に、焼酎やマッコリのお酒を楽しんでいる人もたくさんいました。
韓国ならではのキムチ、テンジャン（味噌）、カンジャンケジャン（ワタリガニの醤油漬け）などを売るお店や、韓方茶を売るお店もあります。夜市場にも、さまざまな健康食品が並んでいました。

ゲームの屋台もたくさん並んでいます。風船割り、射的、ボール投げなど、子供も大人も夢中になって楽しんでいます。
景品には大きなぬいぐるみやおもちゃが並んでいます。
移動式の遊園地も出ていました。遊園地で見られるバイキングに似た乗り物や、空気で膨らませた遊具など、小さな子供たちに人気のアトラクションです。

子供たちが集まっている屋台をのぞいてみると、べっこう飴の屋台でした。 ルーレットゲームのように好きな番号の並びを決めてからくじを引きます。
くじの番号と合えば、大きなべっこう飴がもらえます。番号がはずれても、小さなべっこう飴がもらえます。
魚や剣などのさまざまな形があっておもしろいです。
金魚すくいもありました。時間内にどれだけすくえたかを競っています。
金魚の水槽なども一緒に売られていました。

トッポキ、ホットバー、スンデ、ポンデギなど韓国ならではの屋台メニューだけではなく、 日本のお祭りでも見られる、たこ焼き、チョコバナナ、トウモロコシの屋台もありました。
市場の食べ歩きも楽しみの一つですね。

夜市場には、子供から大人までが楽しめる屋台が並んでいました。
一般的な市場で見られるお店と、お祭りで見られる屋台が一緒になったようです。
昼間に開かれる市場とは違った楽しみがあります。

韓国旅行へお越しの際は、韓国の市場にも行ってみてください。