仁寺洞には韓国らしい色々な名所がありますが、今回ご紹介したいのは「サムジキル(日本語で訳せばサムジ道)」。
‘サム’は‘包む’と‘紙’が結合された言葉で、昔、タバコを包み込む袋から由来した言葉です。
上記に‘キル(道)’だと表記しましたが、不思議なことに「サムジキル(サムジ道)」は一つの建物を示します。
どんな意味かというと一階から散歩をする気持ちでなだらかな坂道を歩いて行けばいつのまにか屋上に立っているように設計されているわけです。階段を一つも上がった覚えがないのに。。。
サムジキルのお店に並んでいる韓国特有の美に打たれることもあるかも。
懐かしいもの、面白いもの、意味深なものが隅々に隠されていますので宝探し気分で足を運んでみてはいかがでしょうか?
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壁に描かれているサムジキルの地図。
地図の中に表示されてる↑ は「オルムキル(上の道)」、
↓ は「アレッキル(下の道)」、
→ はサムジ市場 
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サムジキルの全景。
一見、4階の建物に見えるが実際は一つの道で設計されている。
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「オルムキル(上の道)」で見つけたもの。
ただいま韓国で大人気の‘ブス人形’の横には1970年の大ヒット作である映画「裸足の青春」のポスターが貼ってある。
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「サムジキル」の誇りの一つでもある‘空の庭園’。
ここでジュースなどを飲みながら一休みもできる。 
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「アレッキル(下の道)」にある写真館。
見知らぬ人の写真から伝わってくる親しみはなんでだろう。。。